P&Vグループ(P&V Group)は、移動手段を提供する D’Ieteren とともに、ベルギーの自転車リース企業 Joule の株主になり、自転車保険販売を発表しました。
(自転車)保険会社として、P&V グループは持続可能な移動手段に長年取り組んできました。今年初め、「Velo Veilig Vlaanderen」(Safe cycling in Flanders) campaign:フランダースの安全なサイクリングキャンペーン)に参加し、サイクリストにとって潜在的に危険な場所を特定しました。この夏には、サイクリングに特化したプログラム、「Le Beau Vélo de Ravel 」のメイン スポンサーになりました。今日、P&V グループは家庭と職場の間の持続可能な移動を積極的に支援しており、Jouleとの新しい提携は理想的なものです。
P&V グループは Joule に株主として出資し、自転車保険による保障 (物損、盗難、アシスト*)を行ないます。Joule が自転車をレンタルする際、P&Vの自転車保険に直接加入することになります。
*P&Vのホームページでは「アドバイザーによる個別アドバイス」となっている。
Joule は、毎日の自宅と職場の移動をより持続可能なものにするために活動する有望企業です。社用自転車の提供し、自転車リースや直販を通して出張サポートを行なっています。この取り組み拡大は、B2B(Business to Business,企業間取引)と公共部門で活発に行われています。2022 年 4 月の初め、Joule は D’Ieteren/Lab Box との提携により重要なマイルストーンに到達しました。
P&V グループの損害保険事業開発ディレクターである デビッド・デスタップス(David Destappes) 氏は、次のように述べています。「Jouleとの提携により、パートナーや顧客に提供するサービスの幅を広げ、多用化することができます。B2B リースは、当社の自転車エコシステムを補完するものであり、保険やアシスタンスに加えて他のサービスを提供したいという当社の考えを明確に示すものです。P&V グループにとって、この投資は、持続可能な移動手段の保険会社になることへの新たな一歩であり、D’Ieteren との長期的なパートナーシップを確認するものです。」
Lab Box (D’Ieteren )のモビリティ スタートアップ スタジオ(mobility start-up studio、移動手段にかかる新規事業並行創出企業) のマキシム・セギン(Maxime Seghin)CFO は次のように述べています。「主要株主として、 Jouleへの投資家として、また、Jouleが保有する自転車の保険会社として、P&V グループを歓迎します。D’Ieteren は、 P&V グループとさまざまな分野でと長い間協力してきました。私たちは、それぞれが独自の専門知識を生かして持続可能な移動手段への移行に力を合わせることを嬉しく思います。」
Joule の共同創設者であるニコラス・コウドビル(Nicolas Coudeville )氏は次のように述べています。「 P&V グループは、投資家として、また提携先として、その経験と専門性で企業や機関に知られており、付加価値を深く信じています。保険とサポートは、当社のオペレーショナル リースの重要な部分を占めており、強固なパートナーシップのおかげで、商業的感覚にさらに賭けてみたいと考えています。P&V、D’Ieteren、Lab Box とともに、価値あるエコシステムを構築し、企業の移動手段のベンチマークになりたいと考えています。」
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.9.23