2022 年 11 月 4 日、CLIMBS(CLIMBS Life and General Insurance Cooperative)のノエル・ラボイ( Noel D. Raboy)最高経営責任者兼社長 が率いる経営陣は、ベルギーのルーヴェン にあるKBCの本社を訪問し、KBC によるデジタル化の拡大とデータ管理の改善を支援する会議と研修を受けました。この訪問は、ICMIFによる CLIMBS とベルギー ライファイゼン財団(BRS)のICMIF会員団体間紹介により実現したものです。
BRS は、ルーヴェン (ベルギー) の Cera協同組合の事務所で活動している組織です。チームはボランティアで構成されており、その中にはCera と KBC/CBC の職員も含まれています。彼らは、研修と指導を通して、協同組合組織、銀行、保険に関する知識を BRS のようなパートナー組織と共有することに尽力しています。
BRSはルーヴェン（ベルギー）にあるCera協同組合の事務所で活動している組織です。チームはボランティアで構成されており、その中にはセラやKBC/CBCの社員も含まれています。彼らは、研修やコーチングを通じて、協同組合組織や銀行、保険に関する知識をBRSのようなパートナー組織と共有することに尽力しています。
CLIMBS の研修を行なった KBC グループは、ベルギー、チェコ共和国、ハンガリー、スロベニアで個人顧客と中小企業に特化した、銀行系総合保険会社です。1998 年に Kredietbank 、協同組合のCERA Bank、ABB保険、フィデリタス保険が合併して誕生しました。
CLIMBS と BRS はどちらも ICMIF)の会員団体で、KBC の リーベン・ケペンス（Lieven Keppens) プログラム マネージャーと BRS のクルト・ムーア( Kurt Moors)プログラム コーディネーター の進行により研修を受けました。 CLIMBS の代表団は、訪問期間中、2 人とも非常に親切なホストであることに気づきました。2 人は、KBC グループから専門家を招き、彼らの考えや経験を CLIMBS グループと共有しました。専門家の中にKBC の創設者の 1 人が加わっており、KBC の歴史、銀行、協同組合、保険会社の合併について説明を行ないしました。
この研修のおかげで、CLIMBS グループは、特にデータ管理の観点から組織が何をする必要があるかを完全に理解することができました。KBC は、データと分析が対応策の開発、顧客とのやり取り、事業における意思決定の中心にある、データ駆動型の戦略について説明しました。KBC は、組織にとって最優先事項であるデータ設定に投資してきました。KBS の適切に設計されたデジタル・ アーキテクチャとインフラにより、データを均一かつ構造化された方法で情報に変換することを可能にし、明確な定義と規制とプライバシーの要件に準拠したものにしています。このことは、CLIMBS チームに刺激を与えました。
KBC はまた、顧客の洞察とプロファイリングのための独自の CRM システムを導入しました。これは、CLIMBS が組織内のシステム改善によっても実行できると考えています。今後、協同組合が所有する CLIMBS の商標登録された流通チャネルの「協同組合保証センター」の強化のためのデジタル化プロセス、および IFRS やその他のグローバル要件への準拠について、協力と技術支援の分野が確認されました。会議では、相互扶助の特性は依然として競争上の優位性であり、CLIMBS が事業のやり方や、世代を超えたリーダー間の価値観の変革においても「協同組合らしさ」を失わないことが重要であることが再確認されました。
CLIMBS チームは、この研修が実り多い経験であると語り、近い将来に CLIMBSの 組織強化に KBC から学んだことを組み込む可能性を探るにあたり、ICMIF の支援に感謝の意を表しました。
CLIMBSのチームは、この研修が実りあるものであったと語り、近い将来、CLIMBSの組織強化にKBCから学んだことを取り入れる可能性の検討にあたり、ICMIFの支援に感謝の意を表しました。
ICMIFサイトの英語ニュース記事（以下にリンクを表示）を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2022.11.19
