MAS は、アテアロア・ニュージーランド(Aotearoa New Zealand、以降、ニュージーランド注) のより健全な未来のために、Trees That Count運動に参加しています。2023 年 2 月 1 日から 4 月 30 日までの間に生命保険または所得補償保険に新規加入した契約者は、MAS が契約者に代わって在来種の木(native tree:地域に古くから自生している木)の植林活動に資金を提供します。
注:アオテアロア(Aotearoa)はマオリ語で「長く白い雲の土地」という意味。現在は「ニュージーランド」を表現する言葉として使われる。
大気汚染や気候変動などの環境要因は、心臓血管疾患、がん、呼吸器疾患などの非伝染性疾患との関連が指摘されており、ニュージーランドにおける死亡原因の 90% を占めています。
木は二酸化炭素を除くだけでなく大気汚染物質を吸収し、時間の経過とともに、非感染性疾患の発生率低下、入院の減少、医療費の削減につながる可能性もあります。さらに、緑地に身を置くことで、人々の精神的な健康が増進され、ストレスが解消されるという研究結果もあります。
ブランド・パートナーシップ責任者のニコラ・エイリー( Nicola Airey) 氏は、MAS がこの取り組みを試験的に実施し、環境慈善団体 Project Crimson が管理する Trees That Count 運動を支援できることに興奮していると述べています。
「この在来種植林活動は、より健康的なニュージーランドを目指すという私たちの目標に向けた重要な一歩です。私たち MAS にとって、これは個人や地域社会の健康だけでなく、地球の健康も意味します。このような素晴らしい活動に協力できることに興奮しており、他の人の私たちの支援に参加してくれることを願っています。」
MAS の生命・障害保険商品マネージャーである フィル・ベルチャー(Phil Belcher)氏は、より健康的なニュージーランドを目指す目的主導の組織として、人々と地球を大切にすることがMAS の活動の核心であると述べています。
「この活動により、組合員は、自分自身とその家族を守るための生命保険に加入すると同時に植樹された木が気候変動の緩和と生物多様性を高めることに貢献することができます。つまり、在来種の木を植えることは、より大きな持続可能性とニュージーランドのより健康的な未来に貢献するのです。」
2016 年以来、Trees That Count は 150 万本以上の在来種の植林を可能にしてきました。今後 50 年間で、これらの木は大気中から約 330,000 トンの二酸化炭素を除去する可能性を持っています。
Trees That Count のマーケティング・パートナーシップ責任者であるメラニー・セイフォート(Melanie Seyfort) 氏は次のように述べています。「在来種の木を植えることは、ニュージーランド人の心身の健康のために私たちができる最も重要な行動の 1 つです。水と空気の質を守るのに役立ち、今後何年にもわたって私たちの地域社会の健康に利益をもたらします。」
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2023.2.3