RAC は、西オーストラリア州 (WA) 住民が電気自動車 (EV) を丸1 週間試乗する画期的な試みに保険契約者が参加する機会を提供しています。
RAC の 「EV for a Week トライアル」では、50 人の保険契約者に、フル電動の Polestar 2 を家に持ち帰って、最先端技術の使い方から充電ステーションの利用まで、EV のある生活体験を提供します。
Polestar 2:ボルボ傘下のポールスター社から発売されている電気自動車。
RACのウィル・ゴルスビー(Will Golsby)対外関係担当ゼネラルマネージャーは、この試乗は、参加者がEV技術を理解し、低排出ガス車およびゼロエミッション車への移行をサポートするのに役立つと述べています。
「私たちの会員は、EVの普及に対する主な障壁は、コストの上昇、市場オプションの少なさ、WA周辺における充電インフラに関する懸念である、と言います。」とゴルスビー氏は述べています。
「この試乗により、参加者がEVを運転することの現実をより理解し、次の車として EV を検討することを助けることができます。」と ゴルスビー 氏は続けました。「試乗から得られるフィードバックは、EVの普及とそれを支えるインフラを推進するという私たちの重要な要素となるでしょう。」
「私たちの道路にもっと低排出ガス車やゼロエミッション車を導入することは、大気汚染の影響を軽減する主な方法の 1 つです。大気汚染の多くは、都市部での車、トラック、バイクによって引き起こされます」と彼は締めくくりました。
12 月中旬の試乗開始以来、試乗参加者によるEV走行距離は、合計 14,000 km以上を記録しました。
RAC 会員のリジー・スコット(Lizzie Scott)氏は、最初に試乗参加した 1 人であり、彼女の経験は圧倒的に肯定的でした。
「私が行く先々で振り向かれ、質問が投げかけられました。」とスコット氏は言いました。「それは刺激的で勉強になる経験でした。この車がいかに快適で運転しやすく、路上で維持するのにどれだけ費用がかからないかに本当に感心しました。」
試乗は 2023 年半ばに終了する予定です。試乗の詳細と会員の日記はこちらからご覧ください。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2023.3.29