FMG (ファーマーズ・ミューチュアル・グループ) は、ニュージーランドを襲った異常気象への保険金請求対応と緊急支払いに忙殺されています。FMG のアダム・ヒース CEO (Adam Heath,写真) は、サイクロン・ガブリエルや北島の暴風雨が及ぼした結果に相互保険会社として対処することで組合員と顧客に安心感を与えています。
ヒースCEOは先月、最近の異常気象について次のように述べています。「今年の4分の1も終わってないのに、すでに多くの災害が発生しています。私たちは、ニュージーランド保険評議会 (Te Kāhui Inihua o Aotearoa) が「アオテアロア/ニュージーランド最大の気候イベント」と呼んだ、北島の嵐とサイクロン・ヘールと同ガブリエルを経験しました. これらは、ニュージーランドの多くの地域に傷跡を残し、何千人ものニュージーランド人に被害と混乱をもたらしました。」
※Aotearoa:アオテアロア。マオリ語で「長く白い雲がたなびく地」。ニュージーランドを意味する。
ニュージーランドでは、これらの異常気象により、人命が失われ、家屋、事業所、財産、車両への被害が発生し、多くの人々が精神的なショックを受けています。
「困難な時にそこにいること」は、FMG が 118 年前に設立された目的であり、ヒースCEOは、この目的こそが、顧客と組合員が最も必要としている時に支援するFMG のチームを動かし続けていると確信しています。ヒーズCEOは、 FMG の価値観 (正しいことを行い、それを実現し、私たちの存在に誇りを持つ。私たちは共に歩む。) を中心にチーム全体で対応にあたったことを非常に誇りに思っていると述べました。
ヒーズCEOは次のように述べています。「FMGは、多くの顧客にとって、今が困難でストレスに満ちた時であることを理解しています。そのような時だからこそ、FMG の出番です。FMGのすべての部門チームがお互いにサポートし合いながら、被害を受けたすべての契約者に可能な限り最高の結果を提供し、同時に他のすべての顧客へのサービスを維持できるように、全力を尽くしています。 」
トニー・クレランド(Tony Cleland)理事長とヒースCEOは、最近、ホークスベイと FMG ヘイスティングス事務所を訪れ、ここ数週間懸命に取り組んできたチームと時間を過ごしました。今回の訪問について、ヒースCEOは次のように述べています。「言葉では言い表せないほどの惨状を目の当たりにしましたが、サイクロンの被害にあわれた方々と会い、一緒に時間を過ごすことができたのは光栄でした。北島の東海岸、ワイララパ地区からギズボーン地区、そしてノースランド地区まで、同様の話を聞くことができるでしょう。」
FMG は、復興には長い時間がかかる可能性が高いことを認識していますが、ヒースCEOは、FMG には非常に優れた再保険プログラムがあり、顧客が必要とするときにサポートするための資金があることを強く指摘しています。「FMG は今後100年間、ニュージーランドの農村を支える存在であり続けます。」ヒースCEOはこのように述べて 組合員を安心させました。
ヒースCEOはまた、最近の自然災害に関する FMG の見方に関心を持っていたダミアン・オコナ(Damien O’Connor)農業大臣とも会談しました。FMG はまた、ダンカン・ウェッブ(Duncan Webb)商務・消費者問題大臣に書簡を送り、農村コミュニティへの影響や意義について、相互扶助と農村地域の両方の視点を提供するための会談を求めました。
ヒースCEOは、アオテアロア(ニュージーランド)最大の 100% ニュージーランド資本の相互保険会社として、 FMG が組合員、顧客、人々の声を与えることが重要であると考えています。FMG は、「強く豊かな農村コミュニティの構築を支援する」というビジョンに引き続き取り組んでいます。
ヒースCEOは次のように述べています。「私たちは、戦略的パートナーや農村支援ネットワークと協力して、今回の自然災害による痛手からニュージーランドの農村が前進できるよう、できる限り支援をします。約 118 年前に組合員がFMGを設立した理由、つまり「ニュージーランドの農村部にとってより良い取引」を提供することに引き続き取り組んでいます。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
掲載日付2023.4.12