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日本の若手リーダーがAOAヤングリーダープログラム(YLP)での経験を語る

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2023年9月、AOAはオーストラリアのシドニーでAOAセミナーを開催しました。このセミナーでは、ICMIF会員団体からの出席者により、魅力的な職場づくり、顧客(会員)経験、デジタル変革、気候変動への対応などの多様なテーマについて意見交換を行いました。セミナーの中で行われたヤングリーダープログラム(YLP)は5か国から23人の若手リーダー(YL)の参加により大きな成功を収めました。全共連から参加したヤングリーダーの猿田弘樹氏は、以下の通りに感想を述べています。

 

はじめに、昨年9月25日から27日にかけて開催されたAOAセミナー2023を通じて、貴重な出会いや対話の機会をいただき、誠にありがとうございました。

 

今回、私はAOAセミナー2023のYLPの企画・運営メンバーとして、海外からはフィリピンの1CISPのジャッキーさんと、日本ではSwiss Re と Gallagher Re の協力のもと、2023年8月から活動してきました。

 

具体的には、“Shim カード”(全共連が開発したコミュニケーションツールで、AOAセミナーでもアイスブレーカーとして紹介・デモンストレーションを行った)を中心に据えたコミュニケーションの円滑化および“YLP Movie 2023”を主体としたプログラムです。このなかで、特に私たちが拘った点は、日本のヤングリーダーにおける“言語面の懸念払拭”と“海外YL等とのコミュニケーション機会の最大化”でした。このプログラムにヤングリーダーは5か国23人が参加しました。また、CEOとのラウンドテーブルディスカッションでは5人のCEOに協力していただきました。

 

その成果は、ヤングリーダーと他の参加者間との積極的なコミュニケーションや思い出に残る500枚以上の写真をはじめ、ヤングリーダー、そして協力いただいたCEO達など多くの方の熱い思いが綴られたビデオ等を通じて、今年のYLPの目的は達成できたものと私は感じております。

 

では、私たちYLの次のミッションは何でしょうか?

ICMIF/AOA YLPは国内外問わず他団体と交流できる貴重な機会であるものの、あくまでも関係性を築くきっかけ(スタートライン)にすぎず、この3日間で築いた関係性を今後どのように継続・発展させていくかが最も重要であると感じています。また、この点についてはCEO Roundtable等を通して周囲からも強く期待されていることを実感しました。

国や言語の違いなど、大変なこともあるかもしれませんが、この関係が発展していくことがICMIF/AOAの次の未来につながると信じています。

 

帰国後より、全共連、Swiss Re、 Gallagher Reの3者で、過去にICMIF/AOAの活動に参加したことのある若手リーダーを含む、すべての日本の若手リーダーを対象とした「フォローアップ活動」を実現したいと考えています。

 

これは主に次の2つの目的があり、近い将来には海外のヤングリーダーとの連携も視野に入れて

います。

 

1. ヤングリーダーの継続的かつより強固な関係性構築のサポート

2. ICMIF/AOAセミナーで取り上げられた最近のトピックをより深く理解し、自分たちの組織に継続的に貢献する。

 

皆様の共感なしには実現できないことは重々承知しておりますので、この輪を無理なく少しずつ拡大していけるよう、働きかけていきたいと考えています。

上記のような活動を通じて、今後とも広く・深いネットワークを築けていければ幸いです。

 

改めて、思い出に残る経験をさせていただき本当にありがとうございました。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/japanese-young-leader-shares-his-experiences-of-the-aoa-young-leader-programme/

掲載日付2024.2.26