国際協同組合保険連合(ICMIF)の地域協会であるアジア・オセアニア協会(AOA)の理事会が、2017年5月30日(火)に東京(JA共済ビル, 千代田区平河町)で開催されました。JA共済連がホスト団体を引き受けました。
理事会には、勝瑞保AOA会長(日本、JA共済連)、ポディ・A・キリワンデニヤ副会長(スリランカ、サナサ保険会社)、メイ・S・ダワト副会長(フィリピン、CARD MBA)、クリス・ブラック理事(ニュージーランド、FMG)の、全理事が出席しました。
今回の理事会では、本年10月に英国ロンドンで開催されるICMIF総会に時期をあわせて当地で10月18日に開催されるAOA総会に提案する、AOAの次期2カ年活動計画(2018年、19年)の原案などについて協議がなされました。
会議では、貧困の連鎖を断ち切る手段として国連も注目し、ICMIFが取組みを強化している開発途上国を対象としたマイクロインシュランス(注)の普及促進プロジェクト「ICMIF 5-5-5 マイクロインシュランス開発戦略」にも話題がおよび、マイクロインシュランスに関して会員組織や関係者との連携を深めるAOAとしての活動などについて活発な意見交換がなされました。
(注) 開発途上国の低所得者層向けに設計された、 低価格で提供される保険を一般に指します。 |
なお、当理事会にはショーン・ターバックICMIF事務局長も、インターネットを通じ参加しました。勝瑞会長とブラック理事は、ICMIFの理事も務めています。