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ICMIFの戦略的リーダー会合での議論にヤングリーダーも参加へ

 

2018年11月8~9日にフィンランド・ヘルシンキ近郊のエスポー市で開催されるICMIFインテリジェンス委員会(IC)では、世界全体の協同組合/相互扶助の保険業界に影響する現在の課題や新たな動向に関する戦略的議論への若手職員の参加も募っています。

ICMIF会員団体のローカル・タピオラ(LocalTapiola)がホストを務め、2018年に入って2回目の会合となります(1回目は5月にイタリア・ボローニャでウニポールがホスト)。議事テーマとしては、新たなビジネスモデル、アジャイル手法、ブロックチェーン、責任ある持続可能なビジネス事例の導入などが予定されています。また、来年ニュージランド・オークランドで開催予定のICMIF隔年総会でのテーマ設定につながる、業界で注目度の高い戦略的テーマも視野に入れています。

ICMIFインテリジェンス委員会は、ICMIF理事会の下部委員会として、ICMIFの人的交流やナレッジ活動を行う目的で設置されています。26会員団体の幹部で組織され、イノベーションやテクノロジー、持続可能性などの新たな課題に関する戦略的インテリジェンスやリサーチ、ベストプラクティス手法の共有を通じて、会員の経験や能力を活用するためのネットワークとして機能しています。 フィンランドでは、ICMIFのヤングリーダー・フォーラム(YLF)の対面会合の開催も予定されており、YLFのメンバーやインテリジェンス委員会の出席者に同行する若手職員が参加対象となっています。今回会合では、会員団体の若い世代に影響する重要課題に関する調査取り組みを引き続き行うほか、ロンドンでの隔年総会で実施されたヤングリーダー・プログラムや近年のヤングリーダー向けオンラインセミナーの参加者をはじめ、増加するICMIF会員団体の若手層に対し、今後どのように継続的な学習機会を提供できるかについて検討する予定です。 ビジネス・インテリジェンス担当バイス・プレジデントのベン・テルファー(Ben Telfer)氏は、上記の会合イベントについて、次のように述べています。「若手職員に素晴らしい研鑽の場を提供することができ喜ばしく思います。ヘルシンキでは、洞察力や革新性に優れた業界のトップ人材に会って交流する機会が得られるほか、世界的な保険業のエコシステムに関わる広範な戦略的課題について深く学ぶことができます。また、イノベーション推進やカスタマーエクスペリエンス向上を始めとする議論に様々な視点をもたらしてくれること期待しています。」

「インテリジェンス委員会(IC)に若手の参加を募るのは、2016年11月のコペンハーゲンでの会合に続き今回で2度目です。ICMIFはコペンハーゲンでの会合をきっかけに、その後様々なヤングリーダー関連イベントを実施し、優秀な若手人材の育成や引き留めといった会員企業共通の悩みに直接対処しました。2016年のIC会合には8名の若手が出席し、彼らがヤングリーダー・フォーラムを創設しました。今回のヘルシンキの会合では12名のヤングリーダーの参加を見込んでいます。」 ICMIFヤングリーダー・フォーラムは、ICMIFの各会員団体において将来的に組織を担う一員として嘱望される若手職員(20~35歳)のネットワークです。このフォーラムは会員自身の専門能力や人格形成、またインテリジェンス委員会における議論や会員団体に向けた成果発信への付加価値提供に重点を置くものです。

インテリジェンス委員会、ヤングリーダー・フォーラムまたは関連イベントに関する問い合わせ先:ベン・テルファー:ben@icmif.org
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
記事日付 2018.10.22