国際協同組合保険連合アジア・オセアニア協会（AOA）の初の中国会員として、このたび協同組合保険団体 Public Mutual Insurance Corporation (PUBMI) （中国語名：众惠(Zhonghui)财产相互保险社）が新たに加入しました。
PUBMIは、中国保険監督管理委員会（CIRC）により承認を受けた初の共済団体であり、2017年2月14日に深圳市において当初運転資本10億人民元をもって設立されました。主な保険種類は、信用保険、保証保険、短期健康保険および傷害保険です。
2018年12月に香港で開催されたAOAセミナーには、PUBMIの李静（Li Jin）会長と、人事・管理部門担当の封惠子（Feng Hui Zi）ディレクターが参加しました。セミナーの中で、国際協同組合保険連合（ICMIF）のショーン・ターバック事務局長はPUBMIの新規加盟をセミナー参加者に披露するとともに、ICMIF加盟の証明書を李会長に手渡しました（左写真）。
セミナー参加者への挨拶の中で李会長は、「AOAセミナーに参加しアジア・オセアニア地域の協同組合保険組織と初めてお会いし、協同組合のコンセプトや最新のテクノロジー、保険業界の動向などについて深く意見交換ができ非常に嬉しく思います」と述べました。また、同社が「組合員に基本的な保障とサービスを提供するだけではなく、中国における協同組合保険の先駆者として重要な歴史的使命と社会的責任も同時に負っている」ことを強調し、PUBMIがグローバルな協同組合保険セクターとの橋渡しとなるとともに、中国国内の状況をしっかり踏まえながら協同組合保険のユニークな発展モデルを模索し、協同組合保険の優位性を最大限に発揮し、そして保障ギャップを埋めることによって、中国の協同組合保険の実質的かつ健全な発展につなげるつもりであると語りました。
