国際協同組合保険連合(ICMIF)の「ICMIF会員団体:主要統計レポート2018年版」によると、会員団体は過去10年間に39.3%の成長を遂げました。これに対し、世界の保険市場全体の成長率は16.8%でした。
このレポートはICMIFが毎年発表しているものです。今回発表された2018年版では、協同組合/相互扶助の保険組織の世界的ネットワークであるICMIFに加盟する197組織を概観しています。
2007年以降、ICMIFの会員団体は全体として、世界の保険市場全体だけでなく、協同組合/相互扶助の保険組織の成長率を上回るペースでの成長を遂げています。ICMIF会員団体の保険料収入は過去10年間に39.3%伸びており、これは協同組合/相互扶助の保険セクターの成長(29.2%)を10ポイント、また世界の保険市場全体の成長(16.8%)を大幅に上回りました。
2017年のICMIF会員団体
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- 保険料収入:2,320億ドル
- 過去10年間の成長率:39.3%(これに対し、世界の保険市場全体の伸びは16.8%)
- 総資産額:1兆7,000億ドル
- 雇用:会員団体の従業員数は22万人超
- 組合員/契約者数:3億人
- 今回は、会員団体の所在地、法的構造、取扱商品、所属グループなど、新たな分析項目を追加しました。
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前回までと同様に、今年版のレポートでも、ICMIF会員団体の全体的な財務動向分析を公表しています。2017年における会員団体の保険料収入は総額2,320億ドルに達し、うち46%(1,060億ドル)が生命保険、54%(1,260億ドル)が損害保険となっています。
また各地域の会員団体の生保・損保商品種目別の分析や、大規模会員や前年から急成長した会員の一覧表も含まれています。
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
記事日付 2018.11.20