CLIMBS生命・損害保険協同組合(ICMIF会員)の子会社であるCLIMBS金融リテラシー研究所(CIFL)は、Co-operative College(英国、マンチェスター)と提携し、同大学の公認エグゼクティブ教育プログラムを初めてフィリピンで開催します。このコースは、2019年2月21日から23日にかけてマニラで開催されます。
コースは、協同組合教育において世界の先駆者であるCo-operative Collegeの専門家によるもので、参加者が協同組合において他の人々を導き統率する手助けとなる新しいスキルと知識を提供する3日間の集中プログラムとなります。
コースの主なハイライトは次のとおりです。
■ 協同組合のリーダーは、どのようにグローバルに考え、そしてローカルに行動するか
■ どのような価値観が協同組合のリーダーを創るのか、そしてその理由
■ 自らのリーダーシップ・スタイルを理解させてくれるインタラクティブな分科会
■ 価値を重視した、適応性があり倫理的なリーダーシップ・アプローチの採用方法
■ ケーススタディと、実践可能な具体例
■ 協同組合のリーダーとの懇親夕食会
Co-operative Collegeについて
Co-operative Collegeは1919年に協同組合運動によって設立され、その運動に携わる人々や協同組合の職員に教育を提供しました。その焦点は、協同組合企業を上手に運営する方法と、協同組合の一員として倫理的に行動する方法を学ぶことでした。同校はその世界的な評判を誇りにしており、トレーニング、学習、コンサルティングおよび研究において卓越していることで知られています。同校は、世界中で既存および新興の協同組合とそのチームに質の高い教育を提供しています。
CLIMBSとの提携について
2017年11月にマレーシアのクアラルンプールで開催された国際協同組合同盟(ICA)の総会にCLIMBSが参加したことにより、この提携が成立しました。「協同組合と仕事の未来」を考えるセッションにおいて、CLIMBS金融リテラシー研究所が、協同組合のリーダーの教育と研修において持続的かつ包摂的なモデルとして取り上げられました。協同組合教育に関するワークショップ・セッションの一つでは、グローバルな学習について簡単に議論されましたが、これが両組織間でのこの提携についての有意義な協議につながりました。
CLIMBSは、その教育研修部門であるCIFLを通じて地域のリーダーたちを世界的なネットワークに結びつけ育成し続けており、協力と継続的な学習の価値に献身的に取り組んでいます。
この提携は、英国におけるCo-operative Collegeの創立100周年と、フィリピンの協同組合運動が誕生100年を超えて新たな時代を迎えた時期(フィリピン初の協同組合法の施行100周年は2015年に祝われました)と偶然にも一致します。
これはこのタイプのイベントとしてアジア初であり、両組織はこのイベントへの国内外からの参加を歓迎しています。ICMIFの会員が、2つのイベントのいずれかに参加することは大いに歓迎されています。